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思いつきと雑感。サブカルな人です。
インストール作成時のDLL設定は面倒。2004.12.01 Wednesday
開発端末で「Visual Studio Installer」を使ってプロジェクトインストールディスクを作り、そのディスクを開発端末にインストールするとプロジェクトに含まれる他社製品のActiveXのレジストリ情報が書き換わり、次回インストールディスクが作れなくなる事があります。 開発端末に作成したディスクのインストールテストはご法度なのですが、緊急でお客さんの所に開発PCを持って、その場で作成する場合もあります。作成したインストールディスクが上手くいくかをテストしたい所ですが、テスト端末をお客さんの端末でする訳にもできません。端末を壊す場合がありますので。 なので仕方なく開発PCにテストインストールする事になります。ここで気を付けるのがdll,ocx関係のレジストリ設定です。SPREAD等の製品で有名なグレープシティ社の製品は、インストールフォルダにdepファイルがあるので登録するしないの判断はできるが、他のベンダ製品のdllなどはdepファイルが無い事がある。また登録情報すら無いのが多いので判断する材料が無いので、初めての場合はテストで試す必要があったりします。 そこで解らないdllファイルは一つずつ試していく必要があるのですが、DAO関連のdllは危険でレジストリに登録でインストールするとVB環境が開かなくなり、復旧対応としてレジストリ情報を書き換える。もしくはVBを再インストールするはめになります。 なのであらかじめWindows関連と思われるdllは間違ってもレジストリ登録はできません。 そんな形でインストールして削除して進めるのですが、開発端末にインストールした時点でグレープシティ社等のdllはレジストリ情報が更新されるので再度、製品をインストールした時点のレジストリ情報に設定しておく必要があり、そうしないとインストール作成時にファイルを拾ってくれません。 付属のディストリビューションなどを使うと簡単にインストーラーが作成できるが、dllの管理が強引な為、お客さんの端末を壊す場合が考えられ「Visual Studio Installer」などのインストール設定を細かくできるものが必要となってくる。しかしこれを使う為に正直な話、レジストリなどの知識が無いと上手くいかないです。こんな所に気をつけるのが嫌なので早くVB等のDLLを個別に直管理する面倒な物ではなく、.NET技術の共通ライブラリという一まとめにした管理方法にしたい所です。 けど今はまだ.NET技術を憶え理解して使う余裕が無い為、VB等で開発している所が多いです。いずれにせよ.NET技術に移行するのは目に見えていますので、今後発生する膨大なVBプログラムの改定を早めにみておくのが良いと思います。 開発の観点2004.11.07 Sunday
会社の人と知り合い人で開発についての勉強をする事があります。余り私は仕事に付随する開発関連は極力書きませんでしたが、これから学んできた事を少しずつ書いていきたいと思います。 まず開発の観点について言ってみたいと思います。観点とは私的な物事の見方です。私はこの観点がシステム開発をするに当たり、取り掛かりとして大切だと思います。何故かと言うと結果が変っていくからです。 開発の勉強をするにあたり、どこから手を付ければ良いのかありますが、多分、一番多いのが技術書関連の入門書などの専門書だと思います。しかしながらその技術を学んだとしても大抵は実業務では生かされないのが常です。 これはどこに観点を置き勉強するのかが抜けている為だと思います。必要に迫まられて勉強するのか、生かす為に勉強するのか、将来に結びつける事を前提に勉強するのか、取り合えず不安だから勉強しておくのか、もしくは興味から来るものなのかで変ってきます。 これは誰でも考えればそうだなと思うのと感じます。だから何だと思いますが、実はこういう観点の見方というのは開発でも同じ事です。 例えば、「ギターを買う」という機能を製造しなさいと言われます。ここで幾つかの製造観点のパターンがでると思います。 1.ギターを買うと言う事に着目して製造する。 2.ギターでは無く楽器を買うという事に着目して製造する。 3.楽器を買うという行動に直目して製造する。 これを説明すると。*ここでは細かい事は書きません。 1=関数的な発想です。あくまで一つを対象とする。 2=クラス的な発想です。全ての楽器に応用できる。 3=企画的発想です。開発というと微妙ですが、必要な要素でもあると思います。 この様に下位のほうが、上級的な考えでもあります。私のこの観点はどれだけ、「ギターを買う」という事柄に対し抽象化して纏められる事です。何故、私がこの観点でみたのかというと、私は同じ事を無駄なく製造し、かつこの考えが他の物と結びつく事を思っていたからです。これを私的感情の観点からすると、開発に関して楽して製造したいという思いからです。 観点というものは日常でも仕事でも行動に反映されるものと思います。まずは取り掛かる事に対し、自分はどこを観点にシステムを製造したいのか、しているのかを気付くのも良いのではないのでしょうか。 |